|
2006年 12月 28日
本隊戦において一個人の動きががらりと状況を変えるってのは稀ではあるが、効果的な動きがいくつか重なれば硬直した戦線をがらりと変えることもできる。
例えばクウェイカー。 前線で単に打つだけでは相手を下げて密度を上昇させ、少しは押せるだろうけど、その少しを押した人と留まる人で味方の前線密度は薄くなる。となると突撃力のある味方が孤立し、下手をすれば死んでしまい(これは本人の責もあるだろうが)、力のある前衛が減少すれば逆にマイナスに働いてしまう。 ならば効果的なクウェイクとはどういうものか、と考えると前線よりさらに前でのクウェイクだと思う。場所的には敵前線のど真ん中、敵の前線の前の部分をむりやり自陣に押してしまうことで、敵前線の中の前線、先頭に立つキーマンを危険な状況にしてしまうこと。ただ、ここで自陣に押した敵に範囲攻撃で自本隊に甚大な被害を与えてしまうようでは本末転倒。飛ばす対象が血雨使いなら使った直後のディレイ中とかが望ましい。 とはいえ全ての状況がそれがふさわしいというわけではない。敵前線を孤立化させるクウェイクもあり、それも下手をすれば味方を壊滅させてしまう可能性もあるわけで。クウェイクで飛ばしていけない相手と飛ばしていい相手があり、やっちゃっていい相手は、目の前が敵だらけになったことに焦って逃げようとする人で、やっちゃいけないのは目の前が敵だらけになったことをいいことに暴れる輩で死なない人。 結論を言うならば単純に前線で打つクウェイクは殆ど意味が無いと私は思っている。 セイクラーや血雨が状況を変えられるだろうか。 シャウトを続けることで戦線を維持することは出来るが、実は続けたからといって戦況をがらりと変えることはできない。決定的な効果を一個人で発揮することはないのがこれらのタイプの特徴だと思う。 だがセイクラーや血雨が戦況を変える事もある。それはシャウトが途絶えた時。セイクリや血雨のマクロ発言をしていないならそれほどは変わらないが、少し前まで断続的に続けていたシャウトがぷっつり途切れてしまうと、相手は攻めやすくなり味方は厳しくなる。 決して死なずにシャウトを続けるのが重要だと思う。 戦線は維持してこそ決め技が出られるのだから。 戦線においてもっとも効果的な一撃が何かといえば、それは相手のキーマンを潰すことに他ならない。 キーマンってのは声を出し続けている人、ってのは敵からみれば判らないから難しいけれども、先に挙げたクウェイカー、セイクラー、血雨…他には厄介な動きをしている人とかになるかな。 これらの人を一人づつ削れば戦況は優勢に傾いていく。 50人同士の本隊であれ、そういう人は10人もいないから、そのうち5人を先に削れれば後は勝手に決着がつくもんだ。勿論キーマンだけで本隊戦が成り立つわけじゃないけども。 そういったキーマンを見つけ出し、捕らえ、逃さず、リザもさせないといった技術のある人が、やっぱり一番のキーマンなんだと思う。 単独で戦況を変える行動は限定され、それも条件が揃わないと効果は薄い。 ただ、単独であれ影響を与え続け、積み重ねることで一気に戦局は傾く。 このあたりは今更言うまでもなく、自然とやっていることなんだ。 拮抗してる戦いが、わずか30秒後には追撃・壊走となっているのはよくある話で、これらは効果的な一撃が決まった場合もあるだろうけど、それ以上に小さな積み重ねが結果的にそうなったってのが大きい。 戦場で意識する人が少し増えるだけで勝敗は簡単に逆転する。 いくら回避・抵抗・着こなし・盾があっても10人に狙われれば耐えられない。 つまり何がいいたいかというと本隊戦してぇ。 あと、読んでくれた人ありがとう。わかりきってる内容だろーが自己確認のために書いてみた。
by irof
| 2006-12-28 09:48
| ネトゲ:MoE
|
ファン申請 |
||