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2005年 11月 17日
行動を起こすとき、今まさに行動しているとき。
先を見ながら動いていることと思う。 そのときどの程度先まで見据えられるかにより、 自分の行動は大きく変わるだろう。 話は飛ぶが将棋を例に。 始まった瞬間の駒の数は同じ。 先手後手の違いは有るものの、各駒の動きも同じ。 決して駒は突拍子も無い動きをするわけでもないし、 片方の駒が極端に少ないわけでもない。(駒落ちは除く) なのに開始後暫くたつと、戦局が大きく傾いてることもよくある話で。 この差がどこから生まれてくるかと言うと、 先を見通す力だろうと思う。 プロの人は瞬時に何千手を読むとか話に聞いたことはあるが、 それは想像つかないにしても、僕でも30手程度ならば読めた。 高校時代は初めて相手する人でも20手も進めば終局が見えてきたもんだ。 見えるのはたいてい勝つときなんだけどね… 話してると、そんな先まで読めるわけ無いとか言われることもある。 急には無理だろうなーと思いつつ、考え方の基本筋を説明したり。 3手を読むことの積み重ねだとか本にはあったりするけど、 もっと根本的な部分。 「自分の番で1手先は読めるか」 読めないわけが無いと思う。 まずは自分の一手先の行動を考える。 その行動には理由があるはずだ。 何も考えずの行動は、うまくいくにせよいかないにせよ、 どっちであってもただの無駄に終わるだろう。 考えた結果ならばたとえ失敗しても糧になる。 「失敗は成功の母」は考えた末の行動が失敗した場合のみ当てはまる。
by irof
| 2005-11-17 12:59
| てけと
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