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2006年 11月 06日
そういえばいつの間にやらInternetExplorer7でてますね。
<引用> Internet Explorer 7 Release Candidate 1 はプリリリース版ソフトウェアです。 ベータ製品のためマイクロソフトからの正式なサポートの対象外です。 </引用> なんて書いてある通り「まだ落ち着け、今IE7に乗り換えてもメリットは無いぜ」とMicrosoftが言っているにも拘らず、実際のところこういうので困るような人は注意書きを読まず(もしくは理解せず)にアップグレードし、当然のようにサポートのページを読みもせずに「IE7はあかん」とか言うわけなんだけどな。 さて、IE7でやっとタブが実装。 RSSがついてタブブラウザをただ使ってるだけの多くの人にとっては、IE拡張型のタブブラウザを使うメリットが薄れてしまうのかもしれない。 IE7になっても今までどおりを通すのは、FireFoxとかMozilla系を使ってる人や、Sleipnirなどでプラグインを活用している人やGeckoエンジンを使ってる人など。 タブ機能や少し拡張がある程度のソフトでは使うメリットがなくなってしまう。 ただ、IE7がこうならうちはさらにこうするといった、クリエイターサイドの創造を刺激する結果になり、新たなIE拡張型ブラウザが出てくる事も同時に期待できるわけだが。 とりあえず技術者としてもIE7は注目せざるを得ない。 ここまでのシェアを持ったIEの覇権を揺るがすのは不可能であるし、Windowsのデフォルトに入ってくるのだからどないも仕方が無い。 一般のユーザは意識せずにMicrosoftの影の下に存在するわけだしね。 とりあえずIE7の機能を見る限り、気になるのはCSSとAJAXか。 「他のブラウザだとこうだし、仕様的にもこうだけど、IEだとこうしないとだめ」 こういったことが普通にあるのがIEの気に入らないところである。 そしてあろうことかその「IEの変なところ」こそが「正しいもの」と受け入れられ、「やっぱりIEじゃないとだめだな」という風な解釈がされてしまう。 きちんとした本来の仕様があるのにそれを無視し、自らの仕様を押し付けることが出来てしまう。出来るだけならまだしも、それを実行してしまうのがMicrosoftが叩かれる所以だろうと思う。 勿論、妬みであったり、単純に叩きたいだけの人はいるから、それだけとはいえないけれども… Microsoftからしてみれば、柔軟なブラウザだとか、少々のミスでも表示する側には問題なくっていうそういう救済措置みたいなものなんだろうけども、それが原因で本来の仕様どおり作ってそれが本来の仕様どおり動かなくなるなんて事が起こってしまってるからなんともいえない。 それと同時に、IEのそういう「ユーザ向けの優しさ」を、作る側がそれに甘えてしまって居るのが問題だと思う。 間違った構文があれば表示されないべきだと私は思う。でなきゃ変な解釈が生まれて妙な書き方が流行り、それを正しいものとして教えるような、自称「初心者向けの解説サイト」なんてのが出来て…という悪循環に陥る。と言うか陥ってしまっている。 IEのような多数を占めるものこそ厳しく有るべきだと思うんだけどなぁ… それともIEから乗り換え出来なくさせる策略なんだろうか…。 こうしてMicrosoftを叩く記事が生まれてしまうわけで。 私が何書いても影響ないだろーがね。 使わざるを得ないし(´-`)←結局これに収束してしまう
by irof
| 2006-11-06 10:50
| IT・コンピュータ
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