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2006年 08月 26日
本隊指揮の話。
「引き際」「潮時」… 要するに「撤退」のタイミング。 私の指揮もそうだし、多くの指揮官は撤退タイミングに悩む事と思います。 MoEの戦闘システムは綺麗に後退する事が非常に難しい。 あるのかもしれないけど、未だに最適解は見つかりません。 引かなければならない場面ってのは確かにある。 強引な玉砕突撃は、避けられるなら避けたいってのが本音だろうし、 明らかに無理なだと思ったら引き気味になっちゃうし。 湖畔戦、城門戦。 相手の本拠目の前の最難関。 相手を押し込まない限りはどんどん出てきて押し返されるのは目に見えてる。 攻撃側は「短期戦」を狙いたいし、防衛側は「長期戦」を狙う事になる。 基本的に攻撃側の士気は高い。 理由は攻撃目標が見えているから。 押し込む場所は決まっているし、そこに向かって進めばいい。 それに対し防衛側はどこまで行けば相手を壊滅せしめられるかが微妙になる。 矛先を集中しやすい攻撃側と、広角から受ける防衛側はそもそも条件が違う。 この場合、防衛側の撤退はそれほど難しくは無い。 というか崩れやすくもある。それが攻撃側の狙いでもある。 ただ一人の発言、「無理」等により、士気は著しく低下、援軍の足が緩む。 弱気は伝播し、後ろが下がってしまえば、前線は孤立、終了。 問題となるのは攻撃側の撤退。 明らかな戦力差がある場合は撤退を意識するまでも無く玉砕する。 それはある意味仕方の無い事ではある。出来れば避けたいが。 戦力が拮抗している場合や、僅かな場合において撤退の問題は発生する。 攻めきれず、長期化してしまった場合は士気も下がる。 その場合当然、むざむざ死ぬならば下がれるならば下がろうとするだろう。 ここでどう撤退するか。 出来るならば「壊走」はしたくない。 当然目があるならば「押し込み」で「凱旋」としたい。 即時撤退では前線が取り残される。前で戦う人を見捨てたくは無い。 だけど犠牲者は減らさなければならない。 撤退指示はこういったことの葛藤だと思う。 戦力を残し「後退」し、カウンターに備えるか。 全力を尽くし、玉砕覚悟で突っ込むか。 残り戦力との相談となるが、その二つとも十分な戦力が有る場合になる。 やられた場合は当然被害を被る訳で、それの責任はとりあえず指揮に来る。 言われる、言われないは兎も角として、味方の被害を気にしないのは駄目だと思う。 良い撤退方法は無いだろうか。 「撤退」になるまで粘らず「後退」すべきなのだろうか。 そうなると勝てるものも勝てなくなるかもしれないが、 実際戦闘から2・3分もすれば勝てるかどうかなんて9割がた決まってしまう。 巻き返しがかんたんに起こるほど、相手本拠直前戦は甘くない。 頭の中ではあるにはあるが、同軍の人は駒じゃーない。 そこまで割り切ってやれればいいのかもしれないけど、なんか嫌だ。 自分がそこに参戦してるからなのかもしれないけども。 そんな理由で、やってみたい策を葬り去っているわけです。 そーなると「いつもおなじ」「お決まり」「ワンパターン」となるわけで…。 これまた悩み。 さて程よく脱線したところでおしまい。考えすぎなのかもわからんね。
by irof
| 2006-08-26 16:06
| ネトゲ:MoE
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