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2005年 05月 08日
リハビリ中です。物書きとしての。
長文を書くと色々と考えさせられるものがあります。 もっとうまい表現はないか、言ってる事が変わってないか。 一貫した文章を書くことって結構難しいんですよね。 そのためには確信といえるほどのものを持つ必要があります。 人間の思考でそんな固まってるものって少ないもので、 考えてるうちにどんどん変わっていきます。 普段はあやふやなものであっても、文章にすると特に。 文章を書く為にはまず思考を文字にする必要があります。 文字にすると固まったものになって、思考というあやふやな域から脱します。 この時点で多少なりとも悩みます。 一つの文字にこめる思いはさまざまでしょうが、 文字にした時点でそれは誰が書いてもその文字になりますから。 手書きじゃない場合は特にそうですね。 そして、形として現れた文字、文章を自分で読んでまた悩みます。 自分はこんなことを考えて書いていたのか、と。 僕の場合ですが、書いてるうちにどんどん文章が一人歩きします。 始めに考えて、こういうことを書こうと決めたにもかかわらず、 完成した文章は当初のものとは似ても似つかなかったりします。 でもそれは紛れもない僕の思考なんですよね。 時に言ってる事がはじめと最後でがらりと変わります。 言ってしまえば滅茶苦茶。 なのに書き終えたときはそれでいいと思うんですよね。 書いてるうちに変わっていった僕の考え。 それは書き始めたころよりは一歩先の思考だから。 書く前はわからなかった、あやふやだったものが、 文字に文章にすることでどんどんまとまっていって形作られていきます。 さながらパズル、模型、粘土細工のような。 一つ一つを見ると何も変わってない。 なのに全体で見るとまったく違った印象を与える完成形。 細かく見ると僕の考えてることなんて、 誰かが考えたことのあることだと思います。 けれども全体で見ると僕にしかもてない思考です。 …と、まぁこんなかんじで収拾がつかなくなるのは得意です。 しばらくこんなノリで書きますんでヨロシク(・・)ノ
by irof
| 2005-05-08 19:06
| 日常生活
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